非平滑面の取り扱い


表面上に形成された不規則な微細凹凸の例


表面プロファイル・データから表面を再構築

光シミュレーションを行う場合、通常は物体の表面が理想的な平滑面であると仮定されます。本ソフトウェア製品では平滑面に加え、平滑でない表面も取り扱うことが可能です。これにより、製造過程で生じた意図せぬ微細な凹凸や、光を制御するための微細加工をモデル化することができます。

応用例

非平滑表面を取り扱う機能を用いて、次のような表面を定義することが可能です。

  • 微細な粗さやざらつきを有する表面
  • 加工により生じた意図せぬ微細な凹凸を有する表面
  • 不規則に形成された微細構造を有する表面
  • シボ加工表面

特徴

  • 微細な凹凸の分布を、高さデータからなる二次元の数値データにより表現
  • 三次元表面形状測定器等により実測された表面プロファイル・データを入力可能
  • 効率の良い処理機構により、広範囲に微細凹凸が分布する表面を取り扱うことが可能
  • 要求される精度と速度に応じて、三種類の表現方法を選択して処理することが可能
  • 定義された微細凹凸の分布から、表面の散乱分布(BRDF及びBTDF)を求めることが可能

仕様

非平滑表面の領域 数ミクロン(μ)四方~無限※1
微細凹凸の高さ 数ナノメートル~数ミリメートル(mm)
水平分解能 任意に設定可能
垂直分解能 任意に設定可能
その他 表面プロファイル用テキスト・ファイル・インターフェース

※1 選択した処理方法によっては最大領域に制限が適用されます。